「特養」に入るということ

特別養護老人ホームとは

先日、特別養護老人ホームの職員の方とお話する機会がありました。

特養、特養と言われているこの施設。

ウィキペディアを調べてみると、下記の説明がされています。

介護老人福祉施設とは、

介護保険法に基づいて介護保険が適用される介護サービスを手掛ける施設である。

これらの施設は老人福祉法第11条に基づく市町村による入所措置の対象施設となっており、

その文脈では特別養護老人ホーム(通称:特養)と呼ばれる。

基本的に、要介護3から5のいずれかの要介護認定を受けている人が対象となる。

これら施設入所者の97.2%は認知症を持っており、さらに61.7%は寝たきり状態である。

平均在所日数は1405.1日であった(2013年)。

慢性的に供給不足となっている。

特養というと、

順番待ちでなかなか入れない・・・

要介護5の人から優先的に入所するため、

要介護3の人は入るのはかなり難しい・・・

と聞くことが多いと思いますが、

場所を選ばなければ入所できる特養もある、

というのが私の実感です。

今は、新型コロナウイルスの影響で、施設に入っている親に会うこともままならないですが・・・

終身施設として、

とても重要な役割を担っている特養ですが、

職員の方のお話を聞くと、

なかなか考えさせられます。

まず、特養に入所して3年以上生きている方はほとんどいない、とおっしゃっていました。

すなわち、

特養に入所した人のほとんどは3年以内にお亡くなりになってしまう、ということです。

また、特養には協力病院というのがあり、

施設に入所している方に何かあれば対応してくれる病院がある一方で、

高度な医療施設のある他の病院に(緊急)外来で行った際に、

協力病院があるのだからそちらで治療を受けてください、

と断られることがある、とのことです。

実際に4つの病院で断られた、

特養に入っていない方であれば、追い返されることはなかっただろうに、

とおっしゃってました。

何が正解なのかは、

ご本人やご家族の状況により異なるとは思いますが、

特養に入所できたら一安心、

というわけではないのだな、

と思った時間でした。

文責:柿沼大輔(当法人理事/司法書士)